間伐材でバイオマス発電、森林資源は無尽蔵
大型バイオマス発電所は単に燃やして発電するため効率は20%弱ですが、バイオガス発電にすれば30%に上がりますが、なかなか実用が困難な状況です。しかし、信州伊那谷道中のかぶちゃん村では、1年余順調に稼働しています。
新城市では、この技術に注目したいと考えています。
熱の利用(ハウス暖房、地域への熱供給→近くの集落の暖房をまかなう)も考えれば、さらに効率は高まります。近い将来、ガス発電も一般的な技術になると思います。→http://kabu-den.jp/
新城市が新電力会社(売電会社)になることを視野に入れれば、外に出ていたお金を市でお金を循環させることもできます。福岡県みやま市、群馬県中之条町が先進自治体と言えます。今は、各地で自治体発の新電力が生まれています。この方向で検討を始める必要があります。
水力発電を活かせば、観光の一つになると思います。新城市で調査したことがあります→http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/6,32040,156,html
森を守って豊富な水量が実現できれば、水力発電の効率はさらに上がると思います。「市内でエネルギーを自給自足するまち」の発信もインパクトが出てくると思います。
バイオマス成功事例
バイオマス発電事業 事業主体 ㈱津軽バイオマスエナジー
◇総事業費…約25億円
ふるさと融資(平川市) 9億4千万円
◇運転日数…330日/年
◇稼働時間…24時間/日(完全燃焼、灰少量)
◇発電規模…6,250kw(14,000世帯相当)
◇ ㈱津軽バイオマスエナジー概要
・資本金…3億円
(内訳)㈱津軽バイオマスエナジー86.7%
津軽バイオチップ㈱ 10%
平川市 3.3%
・従業員…20名(内、平川市民12名)
※稼働後2年弱で事業全体の雇用100人を超える
愛知県だけにない「県立林業大学校」をつくる
林業大学校は隣接県にそれぞれありますが、森林の多い愛知県には存在せず、長年熱望されてきました。
この林業大学校のある土地は、それぞれ木材ブランドの拠点となっています。すなはち、木とブランドが直接結びつくというメリットもあります。
林業は後継者と今後の展開が不安視されている今、このまま新城や奥三河の優良木材需要はもっと活発に動かさねばなりません。
いい後継者をつくり、いいブランド木材をつくり、いい木材のまちにする。
新城市の使命ではないでしょうか。
新城の木の家ブランド、住宅展示場
新城の木材で造る、純和風モダンからシンプルスタイリッシュまでのデザイン性に優れた住宅を一か所に集め展示場にすることを考えています。
しかも体験宿泊ができるような、観光的な要素も取り入れ、新城住宅の居心地の良さ、デザイン設計の妙味、それらを充分に堪能いただき、新城の木材と設計でオールインワンで販売できるシステムを創ります。